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第三者が商標含むドメインで無断複製コンテンツ掲載 - LIFULLが注意喚起

不動産情報サービスなどを展開するLIFULLは、同社登録商標を含む旧子会社のドメインを第三者が登録し、無断複製されたコンテンツが同ドメインを用いたサイトで公開されているとして注意喚起を行った。

問題のドメインは、旧子会社の商号「LIFULL SPACE」をベースとした企業の属性型JPドメイン。子会社当時にコーポレートサイトで利用していた。

11月7日に外部より同社へ問い合わせがあり、問題を把握。第三者のサイトでは、コンテンツも許可なく無断で複製され、公開されている。くわえて、法人登記のない旧子会社の商号などもサイト上へ記載されていた。

「LIFULL SPACE」については、株式譲渡により2024年2月29日付けでエリアリンク傘下に入り、ジャパントランクルームへと社名が変更されている。

同社によると、株式譲渡にともない、旧子会社時代に利用していたドメインもジャパントランクルームへ移管したが、同社において移管されたドメイン登録の維持が行われず、廃止となり第三者によって取得されたという。

(Security NEXT - 2024/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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