SAP、11月の月例パッチ公開 - アドバイザリ8件を新規公開
SAPは、現地時間11月12日に月例のセキュリティパッチをリリースし、複数の脆弱性を修正した。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてリリースしたもの。新規に8件のセキュリティアドバイザリを公開し、それぞれ1件の脆弱性へ対処。既存のセキュリティアドバイザリ2件についても更新した。
新規に公開したセキュリティアドバイザリの重要度を見ると、4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」が1件。
「SAP Web Dispatcher」に判明したクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-47590」に対処した。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「8.8」と評価されている。
そのほか、6件について「中(Medium)」、1件を「低(Low)」とレーティング。同社では、できるだけ早急にセキュリティパッチを適用するよう呼びかけている。
更新も含めて10件のセキュリティアドバイザリで対処された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-33000
CVE-2024-39592
CVE-2024-42372
CVE-2024-47586
CVE-2024-47587
CVE-2024-47588
CVE-2024-47590
CVE-2024-47592
CVE-2024-47593
CVE-2024-47595
(Security NEXT - 2024/11/15 )
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