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OSS監視カメラシステム「ZoneMinder」に深刻な脆弱性

オープンソースの監視カメラシステム「ZoneMinder」に脆弱性が明らかとなった。

「同1.37」以降のバージョンに、SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-51482」が存在することが明らかとなったもの。

特定のリクエストに含まれるパラメータが適切にエスケープ処理されていないため、データベースを制御され、データを改ざんされたり、漏洩するおそれがあるという。

開発者は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを最高値である「10.0」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームは「同1.37.65」にて脆弱性を修正。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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