Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ゆうパックの郵便局控えなど約4万件を紛失 - 兵庫県の郵便局

日本郵便は、兵庫県内の郵便局において、個人情報が記載された書類4万2713件が所在不明となっていることを明らかにした。

近畿支社によれば、9月28日にゆうパックの引受局から播磨山崎郵便局へ問い合わせがあり、郵便局の控え書類を確認しようとしたところ、見当たらないことが判明したもの。

紛失したのは、ゆうパックを配達した際の郵便局控え2万8433件、書留郵便物を配達した際の郵便局控え1万1080件、レターパックプラスを配達した際の郵便局控え2919件。

さらに国際郵便物、国際小包、EMSを配達した際の郵便局控え245件や、本人限定受取郵便物を配達した際の郵便局控え36件などの所在もわからなくなっている。

書類によって記載項目は異なるが、届け先や依頼主の氏名、住所、電話番号、印影、本人確認資料の番号などが含まれる。

同社は、対象となる顧客を特定して連絡することが困難であると説明。ウェブサイトで告知し、謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名