ネットワーク監視ツール「WhatsUp Gold」にあらたな「クリティカル」脆弱性
Progress Softwareのネットワーク監視ソフトウェア「WhatsUp Gold」に、あらたな脆弱性が明らかとなった。
同社では、8月にアドバイザリの初版をリリースし、その後3件の脆弱性「CVE-2024-6670」「CVE-2024-6671」「CVE-2024-6672」について公表していたが、あらたに「CVE-2024-7763」の情報を追加した。
「CVE-2024-7763」は、認証のバイパスが可能となる脆弱性。暗号化されたユーザーの資格情報を取得されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価した。
従来の脆弱性に「CVE-2024-7763」を加えると、同アドバイザリでは、CVSS基本値が「9.8」、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性が合計3件となる。
いずれも「同2024.0.0」にて修正された。「CVE-2024-6670」に関しては、すでに悪用が確認されており、米政府なども注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/10/25 )
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