Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

京大学園祭の学生用サイト、データを削除され一時障害

京都大学の学園祭「11月祭」の学生向けポータルサイトが侵害され、データを不正に削除されたことがわかった。

学園祭事務局によれば、11月に吉田キャンパスで開催される学園祭「11月祭」の学生ポータルサイト「PENGUIN」において、データベースが8月25日に侵害され、6月以降に保存されたデータが削除されたことを確認したもの。

今回の問題を受けて事務局では、関係者に対してメールで通知を行った。個人情報を含むデータが外部に流出した可能性があるが、不正利用などは確認されていないとしている。

8月25日以降、データベースを稼働できず、同サイトの一部機能を提供できない状態が続いていたが、データはバックアップがあり、再発防止策を講じた上で10月29日に復旧した。

(Security NEXT - 2024/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

誤送信でセミナー参加者のメアドが流出 - 埼玉県産業振興公社
「Adobe Acrobat/Reader」に6件の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiのリモートアクセス製品に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MS、2024年最後の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性も修正
医師が私物PCを盗難、内部に患者の個人情報 - 慶大病院
サイゼリヤ、ランサムウェア攻撃で個人情報流出 - 6万件超が被害か
米当局、「Windows」に判明したゼロデイ脆弱性に注意喚起
「Ivanti CSA」に深刻な脆弱性 - 管理者権限を奪われるおそれ
「Dell PowerFlex」など複数製品に深刻な脆弱性 - アップデートを公開
「Chrome」にセキュリティアップデート - 複数の脆弱性を解消