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ランサムウェア被害が判明、個人情報流出の可能性 - サイゼリヤ

レストランチェーンを展開するサイゼリヤは、第三者によるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。情報が流出した可能性が高いとして、影響の範囲など詳細を調べている。

一部サーバで障害が発生し、社内の重要システムが使用できなくなる状態が発生。ランサムウェア攻撃による被害であることが判明した。

また今回の攻撃の影響で、個人情報や機密情報が流出した可能性が高いという。

対象となるのは、従業員や取引先、過去の採用面接応募者、相談窓口に問い合わせた顧客の個人情報のほか、業務関係のデータが流出するおそれがある。

同社では被害が確認されたサーバをネットワークから隔離。警察へ相談するとともに、個人情報保護委員会に報告を行った。外部協力のもと、影響範囲について調査を進めるとともに復旧を急いでいる。

(Security NEXT - 2024/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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