Palo Alto、アドバイザリ7件を公開 - 一部ではPoCが公開済み
Palo Alto Networksは現地時間10月9日、7件のセキュリティアドバイザリを公開し、複数の製品に関する脆弱性を明らかにした。一部脆弱性については、すでに概念実証が公開されている。
アドバイザリの重要度を見ると、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」が1件。マイグレーションツール「Expedition」における5件の脆弱性について明らかにした。
続く重要度が「高(High)」とされるアドバイザリは2件。1件では同社ファイアウォール製品に搭載されている「PAN-OS」に判明した「CVE-2024-9468」に言及している。
細工されたパケットによりサービス拒否を起こすおそれがある脆弱性で、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「8.2」と評価した。
もう1件は「Prisma Access Browser」に関するアドバイザリで、ベースとなる「Chromium」のアップデートを反映し、複数の脆弱性を解消したことを明らかにしている。CVSS基本値は「8.6」としている。
(Security NEXT - 2024/10/11 )
ツイート
関連リンク
- Palo Alto:Expedition: Multiple Vulnerabilities in Expedition Lead to Exposure of Firewall Credentials
- Palo Alto:Chromium: Monthly Vulnerability Updates
- Palo Alto:PAN-OS: Firewall Denial of Service (DoS) via a Maliciously Crafted Packet
- Palo Alto:Cortex XDR Agent: Local Windows User Can Disable the Agent
- Palo Alto:Cortex XSOAR: Information Disclosure Vulnerability
- Palo Alto:GlobalProtect App: Local Privilege Escalation (PE) Vulnerability
- Palo Alto:PAN-OS: Privilege Escalation (PE) Vulnerability in XML API
- パロアルトネットワークス
PR
関連記事
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス

