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Cisco、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 一部製品はEOLで修正なし

Cisco Systemsは現地時間10月2日、14件のセキュリティアドバイザリを公開し、同社製品の脆弱性について明らかにした。一部製品はサポートが終了しており、アップデートの提供予定はないという。

複数の製品に判明した脆弱性についてアドバイザリを公開したもの。重要度を見ると、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされるアドバイザリは1件。2番目に高い「高(High)」が3件だった

「クリティカル(Critical)」とされるアドバイザリでは、「Cisco Nexus Dashboard Fabric Controller(NDFC)」に関するコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-20432」について言及している。

また「高(High)」とされるアドバイザリでも、1件で「Cisco NDFC」に判明したリモートよりコマンドを実行される「CVE-2024-20449」を明らかにした。

さらに「Cisco Meraki MXシリーズ」や「Cisco Meraki Zシリーズ」の「Cisco AnyConnect VPNサーバ」にも3件の脆弱性が判明。アップデートを提供している。

(Security NEXT - 2024/10/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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