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2Qクレカ不正利用、前四半期比16%増 - 被害額が過去最多

偽造カードによる被害は約9000万円。前四半期の約7000万円から微増。そのほかの被害も前四半期の約8億3000万円から増加し、約8億9000万円となった。

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2024年第2四半期におけるクレジットカードの被害額状況(グラフ:日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)

クレジットカード番号の盗用被害における発生地域を見ると、国内の被害が約95億2000万円で前四半期の約82億4000万円から15.5%増加している。盗用被害全体に占める割合としては、前四半期比0.7ポイント減となる70.9%。

一方海外における番号盗用被害は約39億1000万円。前四半期の約32億7000万円から19.6%と高い増加率を示した。全体に占める割合は29.1%で0.7ポイント増となる。

偽造カードによる被害は、国内が約1000万円、海外が約8000万円だった。

(Security NEXT - 2024/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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