Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DB管理ツール「pgAdmin」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース

データベース「PostgreSQL」の管理ツールである「pgAdmin」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「pgAdmin 8.11」および以前のバージョンにおいて「OAuth2」認証に脆弱性「CVE-2024-9014」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、ブラウザ上でクライアントの「ID」や「シークレット」を取得され、ユーザーデータに不正アクセスされるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.9」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームでは、現地時間9月23日に同脆弱性の修正を含む13件の修正や新機能を追加した「pgAdmin 8.12」をリリースした。

(Security NEXT - 2024/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Cisco、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 一部製品はEOLで修正なし
制度登録企業宛のメールで誤送信、メアド約1500件が流出 - 新潟県
統計調査員が個人情報含む調査関係書類を紛失 - 大阪府
米当局、「Zimbra」狙う攻撃に注意喚起 - メール「CC」に不正コード
企業情報をメール誤送信、添付ファイル分離で一部影響を軽減 - 島根県
WAFの「SiteGuardシリーズ」にマネージドライセンス - EGセキュア
IoT製品のセキュ評価制度「JC-STAR」 - 4レベルで認証、取消もあり
「NVIDIA Triton Inference Server」に脆弱性 - アップデートを提供
SplunkのAWS向けのアドオンに複数脆弱性 - アップデートで修正
サーバがランサム被害、一部業務に遅延 - ベル・データ