ミラーリングを解除し忘れ、個人情報を誤映写 - 静岡県立高
静岡県は、県立高校において生徒の進学資料が教室内の電子黒板に映し出され、他生徒が閲覧できる状態となったことを明らかにした。
同県によれば、9月10日14時15分から約3分間、職員が電子端末を用いて確認していた進学推薦会議の資料がミラーリングされ、教室の電子黒板に映写されたもの。
教室にいた生徒10人が閲覧し、情報が流出。閲覧した生徒から授業担当者へ報告があり問題が発覚した。
投影された資料には、公募制推薦出願者の氏名、ホームルームナンバー、評定平均値、出欠状況、志望する大学、学部、学科、特別活動の記録などが記載されていた。
教室の電子黒板と電子端末のミラーリングを解除しないまま、端末で進学推薦会議資料を確認したことが原因だという。資料をミラーリングした端末は特定できていないとしている。
同校では、個人情報が閲覧可能となった生徒に謝罪し、3年生の生徒と保護者に謝罪文を送付している。
(Security NEXT - 2024/09/18 )
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