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「Ivanti Endpoint Manager」に深刻な脆弱性 - 修正パッチを公開

エンドポイントの管理ソリューション「Ivanti Endpoint Manager」に複数の脆弱性が明らかとなった。深刻な脆弱性も含まれる。

Ivantiが現地時間9月10日にセキュリティアドバイザリを公開し、「同2024」「同2022 SU5」の脆弱性16件について明らかにしたもの。このうち10件については、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

「CVE-2024-29847」は、エージェントポータルにおいて信頼できないデータをデシリアライズし、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、最高値である「10.0」と評価されている。

また9件の脆弱性「CVE-2024-32840」「CVE-2024-32842」「CVE-2024-32843」「CVE-2024-32845」「CVE-2024-32846」「CVE-2024-32848」「CVE-2024-34779」「CVE-2024-34783」「CVE-2024-34785」に関してもCVSS基本値が「9.1」と高い。

さらに重要度が2番目に高い「高(High)」とされる2件や、「中(Medium)」とされる4件が判明している。アドバイザリの公開時点で脆弱性の悪用や公開は確認されていないという。

同社では「同2024」向けに脆弱性を修正するパッチを公開。今後「同2024 SU1」をリリースする予定。あわせて「同2022 SU6」を提供している。利用者にアップデートを呼びかけている。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-8191
CVE-2024-8320
CVE-2024-8321
CVE-2024-8322
CVE-2024-8441
CVE-2024-29847
CVE-2024-32840
CVE-2024-32842
CVE-2024-32843
CVE-2024-32845
CVE-2024-32846
CVE-2024-32848
CVE-2024-34779
CVE-2024-34783
CVE-2024-34785
CVE-2024-37397

(Security NEXT - 2024/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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