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HPのセキュリティ管理ソフトに脆弱性 - アップデートが公開

HPが提供するセキュリティ管理ソフトウェア「HP Security Manager」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。

現地時間8月27日にセキュリティアドバイザリを公開し、リモートよりコードの実行が可能となる「CVE-2024-7720」について明らかにしたもの。

同社は、脆弱性の悪用に高い権限を要するとし、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「5.9」、重要度を「中(Medium)」とした。

一方、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、同脆弱性のCVSS基本値を「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

「同3.11」に影響があり、同社はセキュリティアップデートを提供。利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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