フィッシング報告が過去最多を更新 - 悪用URLは減少
調査用のメールアドレスに着信したフィッシングメールを分析したところ、送信元として正規のドメインを偽装したいわゆる「なりすましメール」は約53.4%。前月の約53.3%から1ポイント増加した。
送信ドメイン認証技術「DMARC」で受信拒否や隔離が可能だったなりすましメールは約20.0%。前月の約30.6%を大きく下回った。
約33.5%については、「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」そのものが設定されていなかった。
一方、約46.6%は独自ドメイン名を用いて送信されたフィッシングメールで、前月とほぼ同水準となっている。このうち約28.6%は「DMARC」認証に成功した。
また約89.7%については逆引きが設定されていないIPアドレスから送信されていた。
(Security NEXT - 2024/08/23 )
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