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Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性

アイデンティティ管理サービスのOktaが提供するウェブブラウザ用プラグインに脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「Okta Browser Plugin」は、「SAML」をサポートしないアプリケーションにおいてシングルサインオンの機能を提供するプラグイン。

「Chrome」や「Microsoft Edge」「Firefox」「Safari」向けに提供している同プラグインにおいて、反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-0981」が明らかとなった。

「Okta Personal」を追加し、マルチアカウントビューを有効化している場合に影響を受ける。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.1」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。

同社は同脆弱性を修正した「Okta Browser Plugin 6.32.0」をリリース。管理者向けに未アップデートのユーザーを検索する方法などもアナウンスしている。

(Security NEXT - 2024/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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