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「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正

GitLabは現地時間7月24日、セキュリティアップデートをリリースした。あわせて6件の脆弱性を修正している。

「GitLab Community Edition(CE)」「GitLab Enterprise Edition(EE)」向けにアップデートとなる「同17.2.1」「同17.1.3」「同17.0.5」をリリースしたもの。バグや6件の脆弱性を解消している。

重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれておらず、2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は1件。

「Maven Dependency Proxy」においてログインしているユーザーのコンテキストで任意のスクリプトを実行できるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性に対応した。

同社内で発見した脆弱性で、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.7」。アドバイザリのリリース時点でCVE番号は採番されていない。

このほか、重要度が「中(Medium)」とされる脆弱性「CVE-2024-5067」「CVE-2024-7057」など3件、「低(Low)」とされる2件に対処している。

(Security NEXT - 2024/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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