検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
CrowdStrikeは今回の問題を受け、同様の問題が生じないよう、「テンプレートインスタンス」におけるテストについて改善を図ると説明。
具体的には、ローカルデベロッパーテスト、コンテンツアップデート、ロールバックテスト、ストレステスト、ファジングおよびフォルトインジェクション、安定性テスト、コンテンツインターフェイステストなどを見直していく。
展開する場所やタイミングをコントロールする機能や、段階的に展開する「カナリア展開」に対応。センサーやシステムにおけるパフォーマンスの監視を行って、展開中のフィードバックを収集するしくみなども導入する。
またエラー処理に問題があったことから、コンテンツインタープリタにおけるエラー対応を強化するほか、顧客向けのリリースノートで更新内容の詳細なども提供していく考え。
同社は、今回の発表は初期段階でのレビューとしており、さらに根本的な原因分析を進め、今後詳細を報告する予定。
(Security NEXT - 2024/07/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ