「Apache CloudStack」に複数脆弱性 - アップデートや回避策の実施を
クラウドコンピューティングプラットフォーム「Apache CloudStack」の開発チームは、セキュリティアップデートとなる「同4.19.0.2」「同4.18.2.1」をリリースした。複数の脆弱性に対処している。
現地時間7月5日にセキュリティアドバイザリを公表し、2件の脆弱性「CVE-2024-38346」「CVE-2024-39864」に対処したことを明らかにしたもの。開発チームでは、脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。
「CVE-2024-38346」は、認証されていないクラスターサービスポートが動作し、不正利用されるとリモートよりハイパーバイザーやCloudStack管理サーバホスト上で任意のコマンドを実行が可能となる脆弱性。さらにコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、特権ユーザーとして任意のコードの実行も可能となる。
また初期化に問題があり、本来デフォルトで無効化されている「API」が、ランダムなポートで動作する脆弱性「CVE-2024-39864」が判明した。ポートスキャンなどで特定された場合、リモートより管理ホスト上でコード実行されるおそれがある。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」や、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをともに「9.8」と評価しており、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
開発チームでは、脆弱性を修正した「同4.19.0.2」「同4.18.2.1」へアップデートするよう求めるとともに、アップデートできない場合は、ポートへのアクセスを制限するなど回避策を講じるよう利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/07/09 )
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