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VMwareのディザスタリカバリー製品に脆弱性 - アップデートを公開

仮想環境におけるバックアップや復旧機能を提供するデータ保護ソリューション「VMware Cloud Director Availability(VCDA)」に脆弱性が明らかとなった。

Broadcomが現地時間7月4日にセキュリティアドバイザリを公表し、HTMLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-22277」について明らかにしたもの。

ネットワーク経由で同製品にアクセスできる場合、悪意のある「HTMLタグ」をレプリケーションタスク内で実行することが可能となる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.4」、重要度は上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社は、脆弱性を修正した「同4.7.2」を現地時間7月3日にリリース。利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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