Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報漏洩などの報告処理、前年比約1.7倍に - 指導や助言も大幅増

個人情報取扱事業者に対する報告徴収は149件となり、前年度の176件を下回った。2021年度の407件をピークに減少傾向となっている。

立入検査は前年比5件増となる31件。指導および助言は333件となり、前年度の115件から約2.9倍に拡大した。

行政機関を見ると、報告の処理件数は1159件。114件だった前年度の約10.2倍となった。内訳を見ると国の行政機関が162件、地方自治体が997件となる。

70件で資料提出を求め、65件で実地調査などを実施した。指導および助言は132件で前年の24件を大幅に上回っている。

(Security NEXT - 2024/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大