「Apache Flink」の既知脆弱性を狙った攻撃に注意
データストリーミング処理などの分散処理を行うフレームワーク「Apache Flink」の脆弱性が悪用されているとして、米当局が注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が現地時間5月23日、「CVE-2020-17519」を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加したもの。
2021年1月に公表されたアクセス制御の不備に金する脆弱性で、「REST」インターフェースを通じてファイルシステム上の任意のファイルを読み取ることが可能になるという。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。
同脆弱性は、2020年12月にリリースされた「同1.12.0」「同1.11.3」にて修正済みとなっている。
米行政機関では、指定された期間内に同リストへ追加された脆弱性へ対処する必要がある。また広く悪用されるおそれもあり、注意が呼びかけられている。
(Security NEXT - 2024/05/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイクリングイベント参加者へのお礼メールで誤送信 - 栄村
サイトPWなど含む子育て家庭訪問事業の案内を誤送付 - 足立区
複数ECサイトで個人情報流出か、営業は再開 - ユニバーサルミュージック
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
WP向けプラグイン「Contact Form CFDB7」に深刻な脆弱性
サイト掲載ファイルに個人情報、紙媒体チェックで気づかず - 一関市
業務用PCが所在不明、端末入替時に紛失か - 日特建設
業務用PCから個人情報流出か、詳細を調査 - JRバス関東
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
