Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向け学習管理プラグインにSQLインジェクションの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「LearnPress」に脆弱性が明らかとなった。

同ソフトウェアは、「WordPress」においてeラーニングシステムを構築できるプラグイン。「同4.2.6.5」および以前のバージョンにタイムベースのSQLインジェクション攻撃が可能となる脆弱性「CVE-2024-4434」が明らかとなった。

脆弱性を悪用されると、認証なしにデータベースから機密情報を窃取することが可能となる。

DefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同プラグインを提供するThimPressでは、5月9日に「同4.2.6.6」をリリース。同脆弱性を解消したほか、バグの修正などを実施している。

(Security NEXT - 2024/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供