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児童相談所で児童の住民票が所在不明に - 福岡県

福岡県は、児童相談所において児童の住民票が所在不明になっていることを明らかにした。

同県によれば、施設入所児童の住民票1件を紛失したもの。氏名や住所、性別、生年月日、マイナンバーが記載されている。

4月8日に住民票が封入された郵便物を担当者が受領。別の担当者が出張により不在のため手渡しできず、自分の机上に置いて退勤したが、その後の所在がわからない状態だという。

同月12日、施設から住民票が届いているか問い合わせがあり、見当たらないことが判明。事務所内を探索したが発見できなかった。

同県では、対象となる児童と親権者に対して謝罪した。今後は、事務担当者に手渡しできない場合は、鍵のかかる保管庫にて保管するほか、文書取扱主任が文書の受け渡し状況を確認し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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