Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

児童相談所で児童の住民票が所在不明に - 福岡県

福岡県は、児童相談所において児童の住民票が所在不明になっていることを明らかにした。

同県によれば、施設入所児童の住民票1件を紛失したもの。氏名や住所、性別、生年月日、マイナンバーが記載されている。

4月8日に住民票が封入された郵便物を担当者が受領。別の担当者が出張により不在のため手渡しできず、自分の机上に置いて退勤したが、その後の所在がわからない状態だという。

同月12日、施設から住民票が届いているか問い合わせがあり、見当たらないことが判明。事務所内を探索したが発見できなかった。

同県では、対象となる児童と親権者に対して謝罪した。今後は、事務担当者に手渡しできない場合は、鍵のかかる保管庫にて保管するほか、文書取扱主任が文書の受け渡し状況を確認し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

電子版会員の個人情報がウェブから閲覧可能に - 熊本日日新聞
がん検診受診予定者の個人情報をメール誤送信 - 浦河町
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正