Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、9製品にアップデート - 3製品に「クリティカル」の脆弱性

Adobeは、マーケティングツールやグラフィックソフトなど9製品に向けてセキュリティアップデートをリリースした。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる修正も含まれる。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて9製品に関するセキュリティアドバイザリを公開したもの。

なかでも「Adobe Commerce」「Adobe Media Encoder」「Adobe Animate」の3製品については、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性に対応したという。

「Adobe Commerce」では、入力検証不備の脆弱性「CVE-2024-20758」や、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-20759」の2件が明らかとなった。

オープンソースとして提供されている「Magento」も同様にこれら脆弱性の影響を受ける。

(Security NEXT - 2024/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み