Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

プラネックス製無線LANルータ「MZK-MF300N」に脆弱性 - 使用中止を

プラネックスコミュニケーションズ製の無線LANルータ「MZK-MF300N」に複数の脆弱性が明らかとなった。すでにサポートが終了しており、使用の中止が呼びかけられている。

同製品において、特定ポートに対して細工したリクエストを送信することで任意のコマンドを実行することが可能となるコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-30220」が判明したもの。

さらに管理画面にログイン後、デバッグ機能を利用して任意の操作を行うことができる「CVE-2024-30219」が明らかとなった。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2024-30220」が「8.8」、「CVE-2024-30219」が「6.8」と評価されている。

同脆弱性は、ゼロゼロワンの早川宙也氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。すでにサポートを終了しており、これら脆弱性を修正するアップデートの提供予定はなく、製品の利用を中止するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
写真教室参加希望者宛のメールで誤送信 - 宮城県東北歴史博物館
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ