Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2023年4Qのクレカ被害、前四半期から微減となるも高水準

20240404_jc_002.jpg
2023年第4四半期におけるクレジットカードの不正利用被害の割合(グラフ:日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)

クレジットカード番号の盗用被害において国内外の内訳を見ると、国内の被害が約93億9000万円。前四半期から1億5000万円減となった。

番号盗用被害全体の73.3%を占めている。前四半期と比較すると73.1%から0.2ポイント増となった。

海外における被害は約34億2000万円。前四半期から約1億円減少している。

偽造カードによる被害は、国内が約3000万円。海外が約8000万円だった。

2023年全体を通じて見ると、クレジットカードの被害額は約540億9000万円にのぼる。クレジットカードの番号盗用被害が、約504億7000万円となっており、93.3%を占めた。約436億7000万円だった2022年から約104億2000万円の大幅な増加。年単位で見ると、2021年以降は急激な増加が続いている。

(Security NEXT - 2024/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「VMware Workstation」「同Fusion」に脆弱性 - 「クリティカル」も
Apple、「iOS 17.5」などスマートデバイス向けにアップデートを公開
セガ子会社のメールアカウントの侵害、 あらたに3件判明
サーバ管理ソフトウェア「Froxlor」にXSS脆弱性 - 乗っ取りのおそれ
個人情報含む社内向けテストメールを外部へ誤送信 - M&Aクラウド
自宅で業務のため持ち出したUSBメモリを紛失 - 静岡県
ECサイトで個人情報流出、クレカ不正利用の可能性 - 松井酒造
CrowdStrike、「Microsoft Defender」との併用製品を投入 - 「破格の料金」と自信
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
「macOS」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正した。