Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アップデートしたシステムの不具合で会員情報が閲覧可能に - JBBF

日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)は、会員管理システムに不具合があり、一時外部より会員の個人情報を閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同連盟によれば、保守会社が3月22日に会員管理システムをアップデートしたところ設定に不備があったもの。請求メールに記載されたURLから決済システムを利用すると会員情報が閲覧できる状態だったという。

同日21時ごろ、会員から指摘があり問題が判明した。対象となる個人情報は399件。氏名や住所、電話番号が含まれる。

同団体では期間中に請求メールのURLから決済システムにアクセスした会員10人に対して謝罪。個人情報を取得していた場合は削除するよう求めた。

また個人情報が流出した可能性がある会員に経緯を説明するとともに謝罪している。

(Security NEXT - 2024/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性