バッファローのNAS製品にMITM攻撃でコード実行のおそれ
バッファローが提供するNAS製品「LinkStation 200シリーズ」のオンラインアップデート機能に脆弱性が明らかとなった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、ファームウェアを更新する際、ダウンロードしたデータを検証しないために不正なコードを実行するおそれがある脆弱性「CVE-2023-51073」が明らかとなったもの。
中間者攻撃(マンインザミドル攻撃)を受けた場合、悪意あるプログラムをダウンロードされ、root権限で任意のコードを実行されるおそれがあるという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「5.3」。
利用者へ周知するためにバッファローよりJPCERTコーディネーションセンターに報告が寄せられた。
同社では脆弱性を修正したファームウェアのアップデートを用意しており、ダウンロードして更新するよう利用者に呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/03/26 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開