IT資産管理用ツール「SKYSEA Client View」に複数の脆弱性
Skyが提供するIT資産管理用ツール「SKYSEA Client View」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートやパッチが提供されている。
Windows環境において常駐プロセスを悪用して権限の昇格が可能となるアクセス制限不備の脆弱性「CVE-2024-24964」や、特定フォルダにおけるアクセス制限不備の脆弱性「CVE-2024-21805」が明らかとなったもの。
脆弱性の悪用にはローカル環境へログインする権限が必要となるが、管理者権限で任意のプロセスを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアはそれぞれ「7.8」「3.3」と評価されている。
同社は対象となるプログラムを「マスターサーバー」「管理機」「端末機」「スタンドアロン端末機」としており、脆弱性を解消したアップデート「同19.2」をリリースした。また「同19.101」までのバージョンに向けて修正パッチを提供している。
(Security NEXT - 2024/03/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)