Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2024」の解説書を公開 - 活用法なども紹介

情報処理推進機構(IPA)は、「情報セキュリティ10大脅威 2024」の解説書を公開した。同機構ウェブサイトよりダウンロードできる。

「情報セキュリティ10大脅威 2024」は、2023年に社会的影響が大きかった情報セキュリティのトピックを取りまとめたもの。1月に個人や組織における10項目の脅威を発表しているが、最新の具体的な脅威の内容について解説する資料を追加で公開した。

個人における脅威に関しては古典的なものも多く、資料で解説した攻撃手口を覚えておくだけでも対策になるとしている。

一方組織における脅威は、攻撃手口を把握しているだけでは対策にならないと指摘。自組織におけるリスクを洗い出した上で情報を継続的に収集し、状況にあわせて対応を講じる必要があると説明している。

また補足資料として、「情報セキュリティ10大脅威の活用法 2024」を用意。対策を検討するための具体的な方法を紹介した。あわせて「情報セキュリティ10大脅威 2024 セキュリティ対策の基本と共通対策」を提供している。

3月下旬には「簡易説明資料」、6月には「情報セキュリティ10大脅威 2024 知っておきたい用語や仕組み」なども公開する予定。

(Security NEXT - 2024/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応