Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【更新】「VMware ESXi」など複数製品に脆弱性 - 重要度「クリティカル」

3製品においてUSBコントローラに起因する情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-22255」も判明した。さらに「VMware ESX」については、域外メモリに書き込む「CVE-2024-22254」なども明らかとなっている。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはそれぞれ「7.1」「7.9」。重要度はともに「重要(Important)」。

同社は脆弱性に対処した「VMware ESXi Update 2sb Build 23305545」「同8.0 Update 1d Build 23299997」 「同7.0 Update 3p Build 23307199」および「VMware Workstation 17.5.1」「VMware Fusion 13.5.1」をリリース。またUSBコントローラを削除する回避策などをアナウンスしている。

また脆弱性の影響が大きいことから、サポートが終了している「ESXi 6.7」「同6.5」に対してそれぞれ「ESXi670-202403001」「ESXi650-202403001」を用意した。

記事修正のお知らせ:VMwareによる情報のアップデートを踏まえ、重要度の記載など一部を修正しました。あわせてサポートが終了したバージョンに関する対応について加筆しました

(Security NEXT - 2024/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開