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再々委託先の従業員が業務情報を不正ダウンロード - ダイキン

ダイキン工業は、同社システムの開発を受託している再々委託先の従業員が個人情報含む仕入先情報を不正にダウンロードしていたことを明らかにした。二次流出などは確認されていないとしている。

同社では、システムの開発を子会社であるダイキン情報システムに委託。同社より業務を再委託されているNECより再々委託されている事業者の従業員がデータを不正に入手していたことが判明したもの。

業務とは関係なく私的な目的で、ダイキン工業や関係会社の仕入先情報をダウンロードしたことを2023年12月24日に検知した。仕入先担当者の氏名、住所、電話番号、振込先情報など約2万2000件の個人情報が含まれる。

同社ではダウンロードを行った関係者の情報機器をすべて回収して調査を行い、第三者に対して情報を漏洩した痕跡がないことを確認。二次被害なども確認されていないという。

今回の問題を受け、同社では個人情報に対するアクセス権限の設定、社内ネットワークにおけるセキュリティ対策、委託先選定基準のセキュリティチェックなどを見直し、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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