Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

文書管理ソフト「楽々Document Plus」にアップデート - 脆弱性を解消

住友電工情報システムの文書管理ソフトウェア「楽々Document Plus」に脆弱性「CVE-2023-49108」が見つかった問題で、同社は脆弱性を修正したアップデートをリリースした。

「CVE-2023-49108」は、ディレクトリトラバーサルの脆弱性。特定の権限を持つユーザーにより、任意のファイルを取得されたり削除されるおそれがある。

同社では12月に脆弱性を公表。対象バージョンに対して修正パッチを提供するとともに、脆弱性に対処したアップデートの提供に向けて準備を進めていた。

同社は、1月17日に脆弱性を修正した「同6.5.0.0」をリリース。最新版へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイバー攻撃でシステム障害、復旧目処立たず - 新日本検定協会
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
顧客などへのメルマガで誤送信 - 資格講座スクール
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
委託先で個人情報を誤送信、半年後に発覚 - 長崎市