Mozilla、「Firefox 122」をリリース - 脆弱性15件を解消
Mozilla Foundationは、現地時間1月23日にブラウザの新版となる「Firefox 122」をリリースした。あわせて延長サポート版のアップデートを提供している。
「Firefox 122」では、翻訳機能や検索候補における画像表示など機能強化を行ったほか、CVEベースで15件の脆弱性を修正した。重要度が上から2番目にあたる「高(High)」とされる脆弱性5件が含まれる。
域外メモリに書き込みを行う「CVE-2024-0741」、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-0745」、タイムスタンプ処理の不備「CVE-2024-0742」などに対処している。
のこる10件については1段階低い「中(Moderate)」とレーティングしている。あわせて延長サポート版「Firefox ESR 115.7」をリリースした。9件の脆弱性を解消している。
「Firefox 122」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-0741
CVE-2024-0742
CVE-2024-0743
CVE-2024-0744
CVE-2024-0745
CVE-2024-0746
CVE-2024-0747
CVE-2024-0748
CVE-2024-0749
CVE-2024-0750
CVE-2024-0751
CVE-2024-0752
CVE-2024-0753
CVE-2024-0754
CVE-2024-0755
(Security NEXT - 2024/01/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県