Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ノーコード開発ツール「プリザンター」にXSSの脆弱性

インプリムが開発するローコード開発ツール「プリザンター」に脆弱性が明らかとなった。修正版がリリースされており、アップデートが呼びかけられている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-21584」が明らかとなったもの。「Community Edition」「Enterprise Edition」のいずれも影響を受ける。

JPCERTコーディネーションセンターは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」におけるベーススコアを「6.1」と評価している。

同脆弱性は、三菱重工業の久司将充氏が開発者に報告したもの。調整を経て周知のためにJVNにおいて脆弱性情報が公表された。

同社は、2023年12月13日にリリースした「同1.3.50.0」にて同脆弱性を修正しており、同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Webmin」にループDoS攻撃受ける脆弱性 - 最新版に更新を
ロードバランサー「LoadMaster」にCVSS最高値の脆弱性
WP向け人気キャッシュプラグインに深刻な脆弱性 - 8月に続き再度修正
仕様の認識を誤り、非公開の団体連絡先を誤公開 - 北九州市
従業員メルアカより送受信メール流出の可能性 - PEファンド運営会社
巧妙化続くサポート詐欺、窓口相談は前年度の約1.6倍
「SBOM導入手引書」に改訂版 - 脆弱性管理強化や導入範囲検討の枠組など
「Atlassian Confluence」の既知脆弱性狙う攻撃が6月より増加
ランサムウェア「RansomHub」が猛威 - 7カ月で200件超の被害
「One Identity Safeguard」に深刻な脆弱性 - 特定環境下で影響