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非公式サイトの不正パッチを悪用する脆弱性 - Synologyが修正対応

Synologyは、「Synology DiskStation Manager(DSM)」において脆弱性が明らかとなり、アップデートを順次提供している。

同製品において、ローカルユーザーによって任意のコードを実行することが可能となる脆弱性が明らかとなり、アップデートをリリースしたもの。

脆弱性の悪用にあたっては、ユーザーが同社非公式のサイトから悪意のあるパッチをダウンロードし、手動でインストールする必要があるという。

同社では識別子「SA-24:01」のもと対応を進めている。CVE番号は不明。重要度は、4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングした。

同社は脆弱性を修正した「DSM 7.2-64561」「DSMUC 3.1.2-23068」をリリース。「DSM7.1」「同6.2」のアップデートに関しても対応を進めている。

(Security NEXT - 2024/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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