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職員が消防学校で業務データ含む私物HDDを紛失 - 板野東部消防組合

板野東部消防組合は、業務データや個人情報が保存された私物のハードディスクが所在不明となっていることを明らかにした。

同組合によれば、徳島県消防学校へ入校していた職員が、同校の宿泊棟の自主活動室で2023年12月21日夜から翌22日朝まであいだに個人で所有するハードディスクを紛失したという。

問題のハードディスクには、消防業務に関するデータ777件、契約関係のデータ241件、外部文書など68件、法令関係のデータ4件、訓練動画や研究会資料など含むその他文書データ606件が保存されていた。

そのうち、譲渡承諾書や各申請および届出書、予算要望書など86件において氏名が含まれる。また救命索発射銃譲渡承諾書1件には元職員の氏名と住所が記載されていた。

同問題を受けて警察へ被害届を提出。個人情報保護委員会に報告を行っている。

(Security NEXT - 2024/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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