「Apache StreamPark」に複数脆弱性 - アップデートで修正
ストリーミングアプリケーションの開発フレームワークである「Apache StreamPark」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。
具体的には、認証されたユーザーによって、「SQLインジェクション」が可能となる脆弱性「CVE-2023-30867」が判明した。悪用されると情報漏洩につながるおそれがある。
またコンパイル機能を統合するプロジェクトモジュールにおいて、コンパイル時のパラメーターチェックに不備があり、コマンドの挿入が可能となる「CVE-2023-49898」が含まれる。悪用にシステムレベルの権限が必要となるため、開発グループではリスクは低いと説明している。
開発チームは、脆弱性の重要度をともに「低(Low)」とレーティングした。一方GitHubでは、いずれも重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価している。
これら脆弱性は、12月11日にリリースされた「同2.1.2」にて修正された。
(Security NEXT - 2023/12/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC