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Atlassian、サードパーティ製ソフトに起因する複数脆弱性を修正

Atlassianは、現地時間12月12日に月例のセキュリティアドバイザリを公開し、複数の脆弱性に対応したことを明らかにした。

「Jira Service Management」をはじめ、「Confluence」「Bitbucket」「Bamboo」「Crowd」
に関する脆弱性7件を修正した。

「NeoHTML」をはじめ、「Apache Tomcat」「Json-smart」「JSON package in Java」「Okio」など、いずれもサードパーティソフトウェアにおける既知の脆弱性へ対処したもので、脆弱性を悪用されるとサービス拒否につながるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはともに「7.5」。重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。

同社では各製品に向けて脆弱性を修正したアップデートを提供しており、最新版へ更新するよう呼びかけている。

なお、今回のリリースに先立ち、同社は現地時間12月5日に緊急性が高い脆弱性3件についてセキュリティアドバイザリを公開している。いずれも重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされている。

(Security NEXT - 2023/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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