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データ削除漏れ、健診結果を誤送信 - 鹿児島県国保連合会

鹿児島県国民健康保険団体連合会は、国民健康保険被保険者の個人情報含んだファイルを、誤送信するミスがあったことを公表した。

同団体によれば、医療費適正化対策支援事業の研修会に参加する市町村や国民健康保険組合などの組織へ資料として11月20日にファイルを送信したが、提供すべきではない同市国民健康保険被保険者の特定健康診断に関する情報が含まれていた。

本来は削除すべきところ、個人情報2万6626件が記載されたまま送信。氏名や住所、生年月日、被保険者記号と番号、健診結果などの情報が含まれる。

11月29日にファイルを受信した参加者から指摘があり問題が判明。送信先に連絡し、ファイルの削除を依頼した。翌30日、鹿児島市に対し、経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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