Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」もアップデート - 悪用済み脆弱性に対応

マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を修正している。

「Chromium 119.0.6045.200」「同119.0.6045.199」がリリースされたことを受け、両バージョンをベースとするアップデート「Microsoft Edge 119.0.2151.97」を公開したもの。

今回のアップデートには、「Chromium」で実施された脆弱性6件の修正が反映されている。なかでもグラフィックスライブラリ「Skia」に判明した「CVE-2023-6345」については悪用が確認されている。

また「Chromium 118.0.5993.159」をベースとした拡張安定版「MS Edge 118.0.2088.122」についてもあわせてリリースした。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-6345
CVE-2023-6346
CVE-2023-6347
CVE-2023-6348
CVE-2023-6350
CVE-2023-6351

(Security NEXT - 2023/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開