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eラーニング向けCMSに複数の脆弱性 - 実証コードなど公開

これら3件の脆弱性は「CVE-2023-3368」やCVE番号が採番されていない脆弱性などとあわせ、現地時間8月3日にリリースされた「同1.11.22」にて修正されている。

さらにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-4220」をはじめ、学生がファイルをアップロードし、コードを実行されるおそれがある「CVE-2023-4221」「CVE-2023-4222」「CVE-2023-4223」「CVE-2023-4224」「CVE-2023-4225」「CVE-2023-4226」なども明らかとなっている。

いずれも影響については「クリティカル(Critical)」としているが、リスクについては「CVE-2023-4220」を「高(High)」、他脆弱性については「中(Moderate)」とした。これら脆弱性は現地時間9月27日にリリースされた「同1.11.26」にて解消されている。

STAR Labsは、今回公表されたなかでも「CVE-2023-3533」については、すでに悪用されている「CVE-2023-34960」と同じ機能に明らかとなった脆弱性であると指摘。最新のパッチを適用し、他脆弱性とあわせて解消することを強く推奨している。

(Security NEXT - 2023/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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