Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海外子会社でランサム被害、従業員情報が流出 - ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、フィリピンの子会社においてランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。情報流出などの被害も確認されている。

同社によれば、フィリピンにおいて二輪車の製造や販売を行っている同子会社のヤマハモーターフィリピン(YMPH)がランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたもの。

10月25日に攻撃を受けていることを確認。同社と同子会社では、外部協力のもと影響範囲などについて調査を進めているが、11月16日に同子会社の従業員に関する一部情報が外部に流出していることが判明した。

今回被害が生じたサーバ以外のシステムについては復旧しており、同社は全面復旧に向けて作業を進めている。被害はフィリピン子会社が管理する一部サーバのみとしており、他グループ会社への影響については否定している。

(Security NEXT - 2023/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

農林業センサスの対象候補リストを紛失、「かたり調査」に注意喚起 - 豊見城市
イベント案内メールで誤送信、メアド流出 - 洗足学園音大
学内向けクラウドで学生情報が閲覧可能に、権限設定ミスで - 京都府立大
個人情報含む廃棄書類が強風で飛散、一部紛失 - 宮城県
VPN経由でランサム被害 - 産業機械開発設計会社
「PostgreSQL」にSQLi脆弱性が判明 - 修正版を公開
SonicWall製FW狙う脆弱性攻撃 - 更新できない場合は「SSL VPN」無効化を
F5、「BIG-IP」などに複数の脆弱性 - アップデートで修正
「SecHack365 2024」の成果発表会を都内で開催 - NICT
マイクロソフト、ブラウザ「MS Edge」最新版で脆弱性5件を解消