マルチメディアプレイヤー「VLC」に脆弱性 - 最新版へ更新を
フランスの非営利団体Videolanが開発するマルチメディアプレイヤー「VLC media player」に脆弱性が明らかとなった。10月末にリリースされたアップデートで修正されている。
「MMS(Microsoft Media Server)」プロトコルの処理を行う一部関数にヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2023-47359」が明らかとなったもの。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
脆弱性の発見者は1月9日に開発者へ報告。9月7日に同問題を認識したとの返信があり、現地時間10月30日にリリースされた「同3.0.20」にて修正されたという。
(Security NEXT - 2023/11/14 )
ツイート
PR
関連記事
「Qlik Sense Enterprise」の脆弱性が標的に - ランサム攻撃でも
小中学校3校で一部指導要録が所在不明 - 小金井市
1世帯あたり5万円? 給付金の手続き案内に見せかけたフィッシング攻撃
Google、ブラウザ最新版「Chrome 120」を公開 - 脆弱性を解消
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
市サイトに農地所有者の個人情報を誤掲載 - みどり市
患者情報含む資料が流出、一部院外で回収 - 東北医科薬科大
ワイン通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
「Apache Struts」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性に対応
「経産省サイバーセキュリティ課」をかたる偽電話が急増