イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が流出 - 佐賀県
佐賀県は、インターネットに公開したイベント申込フォームに設定ミスがあり、申込者に関する個人情報が閲覧できる状態になっていたことを明らかにした。
同県によれば、「介護の日記念事業」に関する業務を委託している佐賀新聞サービスが用意したイベント申込フォームで設定ミスがあったもの。10月20日に判明した。
申し込みの完了画面に表示されるリンクへアクセスすると、先に申し込みした人の個人情報が閲覧できる状態だった。17組29人分の個人情報で、代表者の氏名、住所、電話番号、年齢、メールアドレス、同行者の氏名が含まれる。
実際に申込者3人がリンクを開き個人情報を閲覧していた。同県で問題の判明を受け、委託先では対象となる申込者に経緯の説明と謝罪を実施。今後は委託業者の監督を徹底し、フォームの公開にあたって制作やテスト、公開の各段階で複数による確認を行い、再発防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2023/10/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市