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ArmのMali GPUドライバに脆弱性 - 標的型攻撃に悪用

同社では、「Bifrost」「Valhall」「Arm第5世代アーキテクチャ」において「CVE-2023-4211」を「バージョンr43p0」にて修正。のこる脆弱性に関しても「バージョンr44p1」「バージョンr45p0」にて修正しており、ユーザーへアップデートを推奨している。

脆弱性が悪用されていることを受け、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に「CVE-2023-4211」を追加した。

同リストに追加された脆弱性は、米行政機関において一定期間内に対応する義務が生じる。また追加された脆弱性そのものは広く悪用される可能性があり、利用者は注意が必要となる。

(Security NEXT - 2023/10/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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