「Firefox」や「Thunderbird」にアップデート - 深刻な脆弱性を修正
Mozilla Foundationは、ブラウザ「Firefox」やメーラー「Thunderbird」向けのアップデートをリリースした。他製品で悪用が確認されている深刻な脆弱性に対応している。
動画コーデックのライブラリ「libvpx」に判明した脆弱性「CVE-2023-5217」に対処したもの。悪意ある「VP8」コーデックのストリーミングを処理すると、ヒープペースのバッファオーバーフローが生じるおそれがある。
重要度は、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とした。「Chrome」において同脆弱性が悪用されていることがすでに確認されている。
開発チームでは、「Firefox 118.0.1」や「Firefox ESR 115.3.1」「Thunderbird 115.3.1」をリリース。またAndroid向けに「Firefox Focus for Android 118.1」「Firefox for Android 118.1」を提供しており、利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/10/02 )
ツイート
PR
関連記事
データ削除漏れ、健診結果を誤送信 - 鹿児島県国保連合会
アクセス制御機能の研究開発情報を募集開始 - 政府
宿泊療養施設の元従業員、半年後にSNSで情報漏洩
ランサムウェアによるデータ暗号化被害が発生 - アイテス
入居申込者情報を撮影したカメラを紛失 - 鳥取県住宅供給公社
米当局、Qualcomm製チップやApple製品の脆弱性狙う攻撃に注意喚起
「Adobe ColdFusion」の脆弱性、米行政機関で2件の侵害被害
サイバー攻撃の情報共有で報告書 - 関連文書のパブコメも
支援関連の契約書や重説を紛失、誤廃棄か - 広島市こども療育センター
医師の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 北海道