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「Cisco BroadWorks ADP」などに深刻な脆弱性 - 認証回避のおそれ

Cisco Systemsのアプリケーション配信プラットフォーム「Cisco BroadWorks Application Delivery Platform」「Cisco BroadWorks Xtended Services Platform」において認証回避の深刻な脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。

シングルサインオンの実装に脆弱性「CVE-2023-20238」が明らかなったもの。システムへアクセスするための認証情報を偽造して認証をバイパスすることができる。

脆弱性の悪用には、特定のアプリケーションが有効となっており、同プラットフォームに関連付けられたユーザーの有効なIDを必要とするが、「Administrator」をはじめとするアカウントでコマンドを実行したり、不正な通話を行うことが可能になるという。

同脆弱性は、同社がセキュリティテスト中に発見したもので、脆弱の悪用や公開などは確認されていないと説明。同社は脆弱性を修正するアップデートを用意しており、利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/09/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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