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林業事業者向けサイトに森林所有者の個人情報を誤掲載 - 高知県

高知県が運用する「高知県スマート林業総合支援サイト」において、森林所有者の個人情報を誤って提供していたことがわかった。

同サイトは、スマート林業支援業務において林業事業者向けに提供している登録制のデータダウンロードサービスサイト。運用をアジア航測に委託している。

同サイトにおいて、森林所有者の個人情報を誤って掲載していたことが判明。5月17日から8月24日にかけて仁淀川町3605人、馬路村638人、土佐市1人のあわせて森林所有者4244人の氏名と住所を取得できる状態だった。

データを取得した事業者については特定済みで、ダウンロードされたデータを第三者に提供することなく削除されたことを確認したという。

同県では、情報が流出した対象者に対して謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/09/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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